フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日 長野市ビッグハット )
25日の男子ショートプログラム(SP)で103・53点をマークして首位発進した羽生結弦(ANA)が午前の公式練習に参加し、24番目の最終滑走として午後9時3分に登場するフリーに向けて調整した。
320日ぶりの演技となったSPは新プログラム「レット・ミー・エンターテイン・ユー」でロックに決め、フリーでも新プログラム「天と地と」を舞う。この日の公式練習では冒頭の4回転ループ、4回転サルコー、2度の4回転トーループを決めて軽快な動きを見せた。
フリー曲は“軍神”と称された戦国武将・上杉謙信が主役のNHK大河ドラマから。24日のオンライン取材ではフリーについて、「もちろん、題材となるストーリー、伝えたいストーリーとかあるんですけど、そういうのに縛られずにホントに、見ていただいた方の感触というか、何かその方々の中にある背景に訴えかけられるものがあれば」と話している。
新型コロナウイルス禍で葛藤がありながら全日本出場を決断したのは、世界選手権(21年3月、スウェーデン)を見据えているから。「世界選手権の選考会として、この試合を必須として出なくてはいけないので。僕自身の希望を何とかつなぐために、出させていただいた感じ」。5年ぶりに国内を統べ、世界の頂へ歩みを進める。
◆世界選手権代表選考 男女の枠はそれぞれ3。全日本の優勝者がまず決定。2人目は全日本2、3位、GPシリーズで表彰台に上がった上位2人、全日本終了時のISU世界ランク上位3人から総合的に選考。3人目は2人目の基準に該当しながら選出されなかった選手、世界ランク上位3人、GPシリーズのベストスコア上位3人から総合的に選ぶ。
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