フィギュアスケート女子で全日本選手権を２連覇したネット通信制Ｎ高３年の紀平梨花（１８）＝トヨタ自動車＝が来春に早大に進学する意向であることが２９日、分かった。関係者によると、２１日に人間科学部の通信教育課程の合格通知を受けたという。
２０２２年北京五輪でメダル獲得を目指す紀平は日本の他にスイスも練習拠点にしている。９月に早大を卒業した男子の羽生結弦（２６）＝ＡＮＡ＝と同じ学部のインターネットを通じて履修可能な通信教育課程を選択した。紀平は１８年グランプリ（ＧＰ）ファイナル覇者で、四大陸選手権を２連覇中の日本のエース。２７日の全日本のフリーでは女子選手として０３年大会の安藤美姫以来２人目となる４回転サルコーを決めた。来年３月の世界選手権（ストックホルム）では、打倒ロシア勢に挑む。新型コロナ禍の状況によるが、来年１月中にスイスに戻り調整を続ける予定だ。
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