ポルトガル語で「直接お伝えしたいことがあります」と書き出した本田は「ご存知の通り、私はボタフォゴを離れます」と報告。「まずは、結果を出せなかったという皆さんの批判を全て受け入れます。批判は当たり前ですし、言い訳はしません。私もがっかりし、申し訳なく思っています」と謝罪した。
続けて「次に、お世話になったことにとても感謝しています。非常に良い経験になりましたし、空港やスタジアムに到着した時、あのような多くのファンを見たり感じたりしたことはありません」と感謝を語り、「私は個人的および仕事上の理由で、このような判断をしました」と説明している。
今後の去就については明言しなかったが、「個人的には、これからもアジアのボタフォゴ大使としてクラブをサポートしていく機会を模索していきたいと思っています」と言及した。
本田は昨年12月にフィテッセ(オランダ1部)を退団し、今年1月にボタフォゴへ加入。3月に移籍後初ゴールを挙げ、5大陸のプロリーグで得点を記録した史上初の選手となった。しかし、チームは苦戦が続き、降格圏内に低迷。キャプテンを任された本田への非難の声も少なくなかった。
ポルトガル『ア・ボラ』によると、本田は日本代表DF安西幸輝が所属するポルティモネンセ(ポルトガル1部)と契約間近になっているという。また、同クラブは柏レイソルの日本代表GK中村航輔とも交渉しているとみられ、同紙は「最終的な検討段階に入っている」と伝えている。
ポルティモネンセは現在リーグ戦で最下位。25日に清水エスパルスへの期限付き移籍が発表された日本代表GK権田修一のほか、MF中島翔哉やFW金崎夢生も過去に在籍していた。
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