<全国大学ラグビー選手権:帝京大14-8東海大>◇準々決勝◇19日◇大阪・花園ラグビー場
3大会ぶりの優勝を目指す帝京大(関東対抗戦4位)が東海大(関東リーグ戦1位)を下し、2大会ぶりの4強入りを決めた。21年1月2日の準決勝(東京・秩父宮ラグビー場)で早大(関東対抗戦2位)と対戦する。
13日の3回戦は相手の同大(関西2位)が新型コロナウイルスの集団感染で辞退を余儀なくされ、不戦勝だった。この日対戦した東海大もコロナ感染の影響を受け、全体練習再開が1週間前の12日だった。
帝京大の岩出雅之監督(62)は「ゲームの内容の出来不出来ではなくて、学生の一生懸命さをたたえたい。同志社大学さん、東海大学さんの思いも(次戦の)チャンスをいただいたので生かしたい」と胸の内を明かした。
この日は0-3で迎えた前半35分、相手ゴール前のスクラムを押し込み、攻撃権を獲得。マイボールとなったスクラムで前へと進み、同38分に認定トライで逆転した。一進一退の攻防が続いた前半は7-3で折り返した。
後半に入ると14分、広いスペースでボールを受けたプロップ細木康太郎(3年=桐蔭学園)が巧みなパス。WTB木村朋也(4年=伏見工)がインゴールに飛び込み、主導権を握った。26分にトライを許して6点差に迫られたが、しぶとく逃げ切った。
ゲーム主将を務めたFB奥村翔(4年=伏見工)は「この試合までに準備してきたのはタックル。そしてペナルティーをしないこと。それを最後まで貫けたのが勝因だったかなと思います」と振り返った。
決勝進出を懸けて戦う早大とは関東対抗戦で対戦し、29-45で敗れた。1年時に大学選手権9連覇を経験した最上級生を中心に、常勝軍団復活を目指す。【松本航】
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