メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」に出品した商品をユーザーが倉庫に送れば、売れるまでの保管と、売れた後の梱包・発送を代行するサービス「あとよろメルカリ便」を12月8日にiOSアプリで正式スタートする。
商品の保管・発送という面倒な作業を代行することで、より気軽に出品してもらう狙い。倉庫への配送や保管は無料だが、売れた際に「メルカリ便」より3割程度高い送料がかかる他、売れなかった商品を返品する際にも送料がかかる。
メルカリアプリの出品画面で「あとよろメルカリ便を利用する」を申し込み、出品した商品のうち預ける商品を選択(最大30品)。預けたい商品を一箱にまとめて集荷依頼する。倉庫までの配送料は無料。発送中の商品は、自動で公開停止になる。
商品が倉庫に届くと、写真が送られてくる。写真を確認して出品商品とひも付けると、再出品が完了する。
商品が売れた際は倉庫スタッフが梱包し、購入者に発送する。購入者への配送料は、「ネコポス」が260円、「宅急便コンパクト」が480円など、通常の「メルカリ便」よりも3割ほど高くなる。
商品は、最大2カ月保管。2カ月以内に売れなければ出品者に返送する。返却には980円の配送料がかかる。
あとよろメルカリ便は、今年2月から試験運用していたサービスの内容を見直し、正式サービスにしたもの。物流企業のオープンロジが商品の保管、梱包、発送を担当する。
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