しかし、国内の再処理工場が未完成なため、各社が個別にフランスとイギリスに再処理を委託していて合計でおよそ36トンのプルトニウムが保管されています。
電力各社はそれぞれのプルトニウムを自社の原発で利用することにしていますが、福島の原発事故以降、再稼働した原発が限られ、削減が遅れていることから、各社が相互に融通して削減を進めることができないか検討していることが関係者への取材でわかりました。
例えば、原発が再稼働している四国電力と九州電力は、フランスのプルトニウムが残り少ないため、他の電力会社がフランスに保管する分を利用し、代わりにイギリスに保管しているものを将来的に他社に融通することなどが考えられるということです。
また、各社でプルトニウムの利用を進めるための資金を積み立てる案も検討されているということです。
日本は、利用目的のないプルトニウムを持たないことを国際的に約束していて、具体的な削減策が求められています。
からの記事と詳細 ( 電力各社が海外保管のプルトニウム 相互に融通利用を検討 - NHK NEWS WEB )
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