フィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市ビッグハットで開幕する。男子で14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)は同日午前、公式練習で調整し、午後のショートプログラム(SP)に備えた。
見る者に向けて「何か、わき上がるような感情があればうれしい」と言う新SPは、ロビー・ウィリアムズの「レット・ミー・エンターテイン・ユー」。初披露となったこの日の公式練習ではサルコーは2回転。トーループの4―3回転、トリプルアクセルを決めた。
新型コロナウイルスの影響でGPシリーズを欠場した羽生にとって、全日本は今季初戦。SPは2月9日の四大陸選手権のフリー以来、320日ぶりの勝負のリンクとなる。コロナの猛威が収まらない中での出場には「かなり葛藤がありました」と胸中を吐露。今大会で決まる世界選手権(21年3月、スウェーデン)の代表を見据え、「僕自身の希望を何とかつなぐために、出させていただいたような感じです」と話していた。
全日本に4年ぶりに出場した昨年は2位。19年11月のNHK杯から中1週でイタリアでのGPファイナル、再び中1週で全日本選手権という厳しいスケジュールだった。今大会に向けてはコロナ禍でコーチ不在での練習を強いられたが、「昨年とは違って体力もしっかりある」とコンディションには自信を見せる。SPは午後4時9分に登場。ようやく刻むシーズンの第一歩は、5年ぶりの頂につながっている。
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