◆ 完全復活が期待される先発右腕
ヤンキースは現地時間24日、先発右腕のジェイムソン・タイオン投手(29)をパイレーツと4対1の交換トレードで獲得した。今オフではクルーバーに続く2人目の先発補強で、FAの田中将大がヤンキースに残留する可能性は限りなくゼロに近くなった。
タイオンは2010年のドラフト1巡目全体2位でパイレーツに入団し、2016年にメジャーデビュー。2018年には14勝を挙げる活躍を見せたが、2019年に右肘のトミージョン手術を受け、昨季は登板なし。今季完全復活が期待される先発右腕だ。
トレードの見返りはミゲル・ヤフレ、ロアンシー・コントレラス、マイコル・エスコット、カナーン・スミスの4人の若手有望株で、ヤンキースは年俸225万ドルで2022年まで2シーズンの保有権を手にするとのこと。いわゆる「ぜいたく税」回避を目指す同球団にとっては“お買い得”なトレード成立となった。
これでヤンキースの先発ローテーションはゲリット・コール、ルイス・セベリーノ、コーリー・クルーバー、ジェイムソン・タイオン、さらにDV処分明けのドミンゴ・ヘルマン、昨季10試合に先発したジョーダン・モンゴメリー、若手右腕のデイビ・ガルシアという顔ぶれに。セベリーノとクルーバー、タイオンが故障明けという不安要素はあるが、頭数だけを見れば先発ローテーションの陣容は固まりつつある。
このオフにFAとなった田中将大については、ここにきて日本球界復帰の可能性も取り沙汰されているが、メジャーでもエンゼルスら複数球団が依然として先発補強を目指しているとのこと。2014年のメジャーデビューからピンストライプ一筋で戦ってきた田中は今季どのユニフォームを着てプレーするのか…。引き続き動向に注目が集まる。
01/25 06:04
ベースボールキング
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