ヤクルトから巨人にトレード加入した広岡大志内野手(23)が3日、古巣とのオープン戦前の試合前練習に合流した。練習終了後に取材に応じ「まだ実感は湧いてない」と率直な感想を口にしつつ「内野をどこでも守れるように。しっかり守備から入って、持ち味である長打が打てるというのを生かしていければ」と意気込んだ。
打撃練習ではドラフト5位秋広優人内野手(18=二松学舎大付)と同組でフリーを行い、持ち前のパンチ力を披露した。打撃練習終了後にはケージの後ろで見守っていた元木ヘッドコーチと話し込み「(自分が)ヤクルトの時から元木さんが三塁ランナーコーチでいて、僕がサードを守っている時にも声をかけていただいていたので、雰囲気よくやらせていただきました」と感謝。「練習の動き方だったり『いろいろなところを守れ』と言われた」と言い、守備練習では三塁、遊撃、二塁、一塁と内野全ポジションでノックを受けた。その後は右翼、左翼も守るなどユーティリティーぶりを発揮し「どこでも守れるようになりたい。全てでアピールしたい」と話した。
15年ドラフト2位でヤクルトに入団。1年目の16年から1軍の舞台に立ち、19年には自己最多の10本塁打をマークした。5年間で236試合に出場し、打率2割1分4厘、21本塁打、54打点を記録している。智弁学園時代は1学年上の岡本和と2年時の14年に春夏ともに甲子園に出場。7年ぶりにチームメートとなった岡本和からは「身長伸びたな」と声をかけられた。
背番号「32」のユニホームに袖を通し、新たな1歩を踏み出した。「伝統ある球団なので、ユニホームに負けないように頑張りたい」と決意を込めた。【久永壮真】
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