<東京オリンピック(五輪):ソフトボール・日本8-1オーストラリア>◇21日◇1次リーグ◇福島あづま球場
23日の東京オリンピック開会式に先立ってソフトボールが初戦。日本はオーストラリアと対戦。3本の本塁打が飛び出し8-1で5回コールド勝ち。好スタートを切った。レジェンドの上野由岐子投手(38)が先発。4回1/3を1失点に抑え7三振を奪い勝利投手になった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
豪州 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | X | 1 |
日本 | 1 | 0 | 2 | 3 | 2 | X | X | 8 |
オーストラリア1回表
日本投手は上野由岐子
1コックス フルカウントからチェンジアップでボテボテの投ゴロ。上野が処理したがわずかに間に合わず一塁セーフ。内野安打
2ゴドフリー 直球で詰まらせ三飛。1死一塁
3ポーター カウント3-1から外角低め直球外れ四球
4ツィツィクロニス 初球内角直球がユニホームをかすめ死球。1死満塁。上野頑張れ!
5フォーキン カウント1-2から4球目の内角球が腕に当たり押し出し死球
6ステプドー 外角高め直球で空振り三振
7ウォール 投ゴロに抑え1点でしのいだ
日本1回裏
オーストラリア投手は左腕バーナビー
1原田 直球をうまく合わせたがセンターライナー
2川畑 一ゴロ
3内藤 カウント3-1から外角直球見極め四球
4山本 2球目に捕逸。2死二塁。右前安打。二塁から内藤が生還し1-1同点。際どいタイミングでオーストラリア監督が抗議も判定覆らず
5山崎 右飛
オーストラリア2回表
日本2回裏
オーストラリア投手はバーナビー
6藤田 三ゴロ
7山田 外角球見逃し三振
8我妻 内角球にやや差し込まれ中飛
オーストラリア3回表
日本投手は上野由岐子
2ゴドフリー 外角低め変化球振らせ空振り三振
3ポーター 外角いっぱいに直球が決まって見逃し三振(4個目)
4ツィツィクロニス 中前安打(捕手のため臨時代走ポーター)
5フォーキン チェンジアップで見逃し三振(5個目)
日本3回裏
オーストラリア投手はバーナビー
9渥美 二ゴロ
1原田 二塁左へゴロ。一塁悪送球の間に二進
2川畑 投ゴロ。2死二塁
3内藤 高めの球を振り抜き中越えへ勝ち越し2ラン! 3-1。外野フェンスまでの距離は67・1メートル(両翼、センターともに距離は一定)
4山本 右飛
オーストラリア4回表
日本投手は上野由岐子
6ステプドー 高め直球で見逃し三振(6個目)
7ウォール 外角低めに沈むボール振らせ空振り三振(7個目)
8ウィック 三ゴロで3者凡退。上野が緩急自在の投球でオーストラリア打線を手玉に
日本4回裏
オーストラリア投手はバーナビー
5山崎 遊ゴロ失策で出塁
6藤田 初球バントの構えを見せた後、2球目の高め球を振り抜き左越え2ラン! 5-1
7山田 中前へゴロのヒット
ここでオーストラリアは投手交代。DPのステプドーがマウンドへ
8我妻 送って1死二塁
9代打森 中前安打で一、三塁(代走渥美)
1原田 低めのボールを拾いセンターへ深々と犠牲フライ。6-1
2川畑 三振
オーストラリア5回表
日本投手は上野由岐子
9マクマナス 遊ゴロ。渥美が深い位置からワンバウンド送球でアウト
1コックス 四球
ここで上野は降板。2人目の後藤希友が登板。捕手も清原に交代
2ゴドフリー 三ゴロで2死一塁
3ポーター 死球で2死一、二塁
4ツィツィクロニス 四球で満塁。頑張れ後藤!
5フォーキン チェンジアップで見逃し三振!
日本5回裏
オーストラリア投手はステプドー
3内藤 四球
4山本 中越え2ランを放ち8-1。7点差がつき5回コールド勝ち
スタメン
【オーストラリア】
1(右)コックス
2(中)ゴドフリー
3(三)ポーター
4(捕)ツィツィクロニス
5(一)フォーキン
6(DP)ステプドー
7(左)ウォール
8(遊)ウィック
9(二)マクマナス
P=バーナビー
【日本】
1(右)原田
2(二)川畑
3(一)内藤
4(三)山本
5(左)山崎
6(DP)藤田
7(中)山田
8(捕)我妻
9(遊)渥美
P=上野
※DPは「DESIGNATED PLAYER」の略で、日本語で言うなら「指名選手」となる。基本的には打撃専門の選手。しかし、野球の「DH」と違うのは、守備にも就くことができる。 守りもこなす「DP」は一般的には例外的パターンだが、日本は違う。バッティングも魅力の二刀流・藤田倭投手が初回のマウンドに立つ場合、「DP」として出場する。なぜ「投手」でなく「DP」で先発するかと言うと、理由がある。「DP」は「DH」同様、試合前に選ばなかったら、試合途中から発動することができない。もしも、藤田を「投手」で先発させて、継投が必要になった場合、セ・リーグのように、打撃が苦手の救援投手が打順に組み込まれることになる。あらかじめ藤田を「DP」で1回からマウンドに立たせ、「FP」(後述)にリリーフを配置しておくことで、それは回避できる。藤田は降板しても、打撃に専念する「DP」で試合に残り、引き継いだ投手は打席に立つ必要もなくなる。
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