東京オリンピックの競泳は25日、東京アクアティクスセンターで女子400メートル個人メドレーがあり、大橋悠依が五輪初出場で金メダルを獲得した。
大橋は第3レーン。最初のバタフライは、先頭を行く2レーンのハリ・フリッキンガー(アメリカ)のすぐ後につけて、2種目目の背泳ぎに入った。
ここから徐々に前に出て、150メートルのターンでは先頭に。200メートルのターンでは僅差の2位に落ちたが、平泳ぎで逆転してリードを体1つほどに広げた。
首位のまま300メートルのターンをし、最後の自由形に。350メートルのターンでは2位に2秒以上の差をつけた。最後の50メートルでは、大橋の右隣を泳ぐエマ・ウェイアント(アメリカ)が懸命に追い上げたが、大橋は逃げ切り、金メダルを勝ち取った。
タイムは4分32秒08で、2位ウェイアントとは0.68秒差だった。3位はフリッキンガーだった。
オリンピック初出場で金メダルを獲得した大橋は、レース後のNHKのインタビューで、「不安もあったが昨日よりはよい泳ぎができた。自分のレースをしようと思って自分を信じて泳いだ」と振り返った。
そして、「自分が金メダルを取れるなんて本当に思っていなかった。ここに来るまでいろんなことがあったが、チャレンジさせてもらえて感謝している」、「朝のこの時間にこのタイムで泳げて、やってきたことは間違っていなかったと思う。すごい楽しいレースができたと思う」と話した。
最下位通過のチュニジア男子が金
男子400メートル自由形の決勝では、予選を8位で通過し、プールの最も端の第8レーンで泳いだチュニジアのアハメド・ハフナウーイ(18)が、オーストラリアや欧米の有力選手を抑えて金メダルを獲得した。
男子400メートル個人メドレーでは、アメリカが金銀を独占。優勝はチェイス・ケイリシュ、準優勝はジェイ・リザーランドだった。
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池江が初登場、瀬戸は予選落ち
第1泳者の五十嵐千尋は4位で好スタートを切り、第2泳者の池江、第3泳者の酒井夏海、第4泳者の大本里佳につないだが、タイムは3分36秒20で2組5位に終わった。全体では9位となり、予選進出の8位内に入れなかった。
池江は2019年2月に白血病を公表し、闘病を経て2000年8月にレースに復帰。オリンピック出場は2016年リオデジャネイロ大会に続く2度目で、今大会は24日が初戦だった。
男子は400メートル個人メドレーでメダル候補と目されていた瀬戸大也(27)は全体9位に終わり、予選を通過できなかった。瀬戸は今後、200メートルバタフライと200メートル個人メドレーに出場する。
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