
沖縄テレビ
アメリカ軍は普天間基地で保管している有機フッ素化合物・PFOSを含む汚染水を、基地内から下水道に流す事を日本政府と調整していると明らかにしました。 アメリカ軍は日本の基準値まで薄めてから流すと説明していますが専門家は「環境への負荷は変わらない」と指摘しています。 アメリカ軍は8日、普天間基地内から人体に有害とされる有機フッ素化合物PFOSを含む汚染水を、下水道に放出する計画を発表しました。 厚生労働省が定める1リットル当たり50ナノグラムという指針値まで薄めると安全性を強調していて、防衛省や環境省と調整しているとしています。 これについて玉城知事は詳細な情報が確認でき次第適切に対応していくとしています。 ▽玉城知事『こういう状況が米軍において常態化してしまうことなどについても、そういう懸念がないかということなど色々確認をする点がある』 一方で、専門家はPFOSは残留性が非常に高いことから、濃度を薄めたからといって安全性が担保されるわけではないと警鐘を鳴らします。 ▽京都大学医学部・小泉昭夫名誉教授『例えば10キロの物を薄めようが薄めまいが10キロは10キロですよね。それが農産物とか魚に濃縮されていきますからね。それを食べる人間は結局PFOSを摂ってしまうということになる』 小泉名誉教授は下水に流すのであれば濃度を薄めるのではなく、PFOSを除去するよう日本政府からアメリカ軍に求めるべきだと指摘しています。
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