新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。7月14日には、東京都で新たに1149人の感染が確認され、第4波のピークである5月8日の1121人をも上回った。翌15日には、さらに増えて1308人の感染が確認され、危ぶまれていた「非常事態宣言下」「新規感染者数1000人以上」での五輪開催が避けられそうにない。
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苦境に立つのが、丸川珠代・五輪担当相(50)だ。非常事態宣言の発令を控えた7月11日、兵庫県知事選の応援演説で神戸入りした丸川には、批判の声が集まった。
「飲食店への金融機関からの働きかけを求めた件で批判が殺到し、発言の撤回にまで追い込まれた西村康稔経済再生担当相(58)も、前日に同じく神戸で釈明の街頭演説を行っており、兵庫県民から2人に対して、国民には不要不急の移動を控えるよう呼びかけておきながら、なぜ自分たちはわざわざ東京から来るのかと、冷ややかな声が寄せられていました」(政治部記者)
また13日には、海外の五輪関係者4名がコカインを使用したとして逮捕され、海外からの選手団やスタッフと外部との接触を断つはずの「バブル方式」は信頼性がゼロに。丸川氏は担当大臣として「東京大会を傷つけるもので、大変遺憾」と言うしかなかった。
そんな丸川氏だが、7月15日の参議院内閣委員会が終わると、質疑を撮影していた本誌カメラマンに、なぜか笑顔で話しかけてきた。第一委員会室から出て歩み寄ってくると、「記念撮影ですか?」と冗談めかして言う丸川氏。以前から顔見知りだった本誌カメラマンに軽口を叩いてくれたようだったが、ジョークとしてはキレがない。そして、最近の苦境を念頭にカメラマンが「頑張ってくださいね…」と返すと、丸川氏はそれには答えず、苦笑しながらきびすを返した。その表情には、隠しようのない疲れが滲んでいるように見えた――。
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