Wednesday, April 10, 2024

ストレージの容量不足を解消、内蔵ドライブをHDDからSSDに交換すれば5倍も高速化 - ITpro

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全2107文字

 ストレージが容量不足に陥っている人は、内蔵ドライブの交換を検討しよう。HDD搭載のパソコンならSSDに交換するだけで動作速度は劇的にアップする。また、小容量のSSDを1T~4TBの大容量SSDに替えることで空き容量が大幅に増える(図1)。

図1 ストレージ交換には2つのパターンがある。1つは低速なHDDを高速なSSDに交換し高速化を狙う(上)。もう1つは、小容量のSSDを大容量のSSDに交換し、空き容量の増加を狙う(下)

図1 ストレージ交換には2つのパターンがある。1つは低速なHDDを高速なSSDに交換し高速化を狙う(上)。もう1つは、小容量のSSDを大容量のSSDに交換し、空き容量の増加を狙う(下)

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 パソコンを分解でき、HDDやSSDを取り外せる構造なら、内蔵ドライブの交換は可能だ。HDDの場合は仕組み上、取り外せればほぼすべてのパソコンでSSDに交換できる。一方、SSDで交換できるのは、2.5インチタイプと基板タイプ(M.2)のSSDのみ。メイン基板にじか付けされているSSDやeMMC[注1]は交換不可だ(図2)。

図2 交換できるのは、本体の蓋を開けてHDDやSSDを取り外せるパソコンのみ。本体の蓋を開けられない場合や、ストレージを取り外せない場合は交換できない。また、内蔵ドライブの交換作業は自己責任となる

図2 交換できるのは、本体の蓋を開けてHDDやSSDを取り外せるパソコンのみ。本体の蓋を開けられない場合や、ストレージを取り外せない場合は交換できない。また、内蔵ドライブの交換作業は自己責任となる

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[注1]eMMCは「embedded Multi Media Card」の略。フラッシュメモリーを利用した内蔵ストレージの規格で、SDカードの系統に属する。インタフェースが遅く、転送速度はSSDに遠く及ばない

 また、交換できるのはもともとの内蔵ドライブと同じ端子を持つSSDに限られる。HDDや2.5インチのSSDは、同じシリアルATA(SATA)端子を持つ2.5インチのSSDに、M.2 SSDは同じM.2 SSDにのみ交換可能だ(図3)。

図3 内蔵ドライブの交換は、同じ端子同士に限られる。HDDや2.5インチSSDは、同じシリアルATA(SATA)端子を持つ2.5インチSSDに交換可能。M.2 SSD(基板タイプ)は、同じM.2 SSDに交換できる

図3 内蔵ドライブの交換は、同じ端子同士に限られる。HDDや2.5インチSSDは、同じシリアルATA(SATA)端子を持つ2.5インチSSDに交換可能。M.2 SSD(基板タイプ)は、同じM.2 SSDに交換できる

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