聖火がまちに 福岡
九州最大の河川、筑後川沿いに立つアサヒシューズ本社(福岡県久留米市)。商品企画部長補佐の古賀稔健(としたけ)さん(59)は2018年夏、1足の白い靴を手に取った。「これで走ったんだ」。1964年の東京五輪で約5千人の聖火ランナーが履いたシューズ。同社が製造し、提供していた。
その存在をテレビ局の取材で知ったのを機に、古賀さんたちは復刻へ走りだした。実物を保管していた山形県の元聖火ランナーに寄贈してもらい、社内の保管庫から靴底の設計図を見つけ出した。ゴム製の底は地面をしっかり捉えつつ、軽くなるように工夫されていた。「ものづくりにかける知恵と技の原点を感じた」
作業を進める古賀さんの頭に浮…
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March 03, 2020 at 08:00AM
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5千人の聖火走者がはいた靴、復元 保管庫から設計図 - 朝日新聞
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