元米軍衛生兵が第二次世界大戦の激戦地、西部ニューギニア(現インドネシア)ビアク島から持ち帰った旧日本軍の軍刀が、現地で父親が戦死した大野市吉の石田治さん(79)を通じて、市歴史博物館に寄贈された。同館で十二日から公開され、戦争の悲惨さを伝えている。展示は十八日まで。
軍刀は全長九六センチの「九五式軍刀」。保管していたのは、衛生兵の息子で米国コロラド州のテイム・マンさん。マンさんは昨年、石田さんの父の五十三(いそぞう)さんのために地元名士らが武運長久を願って寄せ書きした日章旗を返還。「父が生前、軍刀は日章旗と同じ場所に置かれていたと話していた」として、日本兵の遺品の返還活動をする米国のNPO法人や日本遺族会などを通じて、軍刀も返還したいとの意向を伝えていた。
市遺族連合会長の石倉善一さん(76)によると、この軍刀は軍曹や曹長の下士官以上が所持するもので、上等兵だったと推測される五十三さんは通常は所持できない。ただし、特殊任務を命じられた兵士に軍刀が与えられるケースがあるほか、ビアク島では福井県からの兵士八百十七人(うち大野市は八十二人)が戦死しており、同...
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