
「Amazon Web Services」(AWS)、「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」(GCP)のサービスはオブジェクトストレージに結び付いているものが多い。だが、3社は階層型ファイルストレージサービスも開発している。 クラウドでのファイルストレージには、 ・ハイパースケーラーの技術スタックに組み込まれるネイティブサービス ・「Azure NetApp Files」のように専門サプライヤーとのパートナーシップによるもの ・IDCのアナリストが「オーバーレイ」ファイルサービスと説明するもの の3形式がある。
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ファイルストレージとオブジェクトストレージの統合の課題 ファイル/オブジェクトストレージ統合の可能性 AWS、Azure、GCPのファイルストレージ ストレージ階層化を活用するために知っておくべき5つのポイント 何が便利なのか? クラウドNASの基礎とユースケース これらはハイパースケーラーのブロックストレージまたはオブジェクトストレージを、ソフトウェア的にファイルシステム(通常はSMBやNFS)として提供する。この例には、Elastifile(現在はGoogle傘下)製品やNetAppの「Cloud Volumes ONTAP」などがある。 どのアプローチにもメリットがあり、ユースケース、ビジネス要件、予算に応じてクラウドストレージを細かく構成できる。クラウド大手3社のファイルストレージはそれぞれ異なるため、ユースケースによっては適性に差が出るオプションもある。 大半の企業はオンプレミスでNASのファイルストレージを運用し続けている。ローカルでもクラウドでもファイルストレージを一貫して運用できれば管理のオーバーヘッドが削減され、新たなスキルセットを構築する必要性も減少する。 管理が容易になることを過小評価してはいけない。クラウドストレージを統合すると、ITアーキテクチャが複雑化する。使い慣れたファイルストレージが使えれば役に立つ。一貫性のあるファイル構造があれば、クラウドとのワークロードの移動が容易になる。
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