岐阜県山県市は2日、新型コロナウイルスワクチンの保管で職員のミスがあり、1116回分のワクチンを廃棄する、と発表した。すでに予約した人の分は確保しているが、今後予約する人は、供給状況によって接種に遅れが出る可能性もあるという。
市によると、廃棄するワクチンは米ファイザー製で、2~4日に集団接種で使用する予定だった。1日午後0時10分ごろ、職員1人が、市内の保健福祉ふれあいセンターにあった保管用冷蔵庫1台から必要量のワクチンを取り出し、1116回分のワクチンが残った状態でドアを閉めたが、完全に閉まらなかった。2日に別の職員がワクチンを取り出す際、庫内が保管の適正温度を超え、隙間に気付いたという。ワクチンの品質が保証できず廃棄することになった。
林宏優市長は「人為的な確認ミスが原因で、貴重なワクチンを廃棄することになり、市民の皆さまに深くお詫び申し上げます」とコメントした。
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