Wednesday, July 20, 2022

近くに駐車場や県道 以前に燃料を保管した空港施設も 海保巡視船、陸地へ機関砲8発を誤射 沖縄・宮古島市で - 沖縄タイムス

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 19日午前11時10分ごろ、宮古島市伊良部池間添の長山港に停泊中の宮古島海上保安部所属の巡視船「しもじ」(総重量200トン)が、搭載している20ミリ機関砲で少なくとも実弾8発を陸地に向けて誤射した。20日実施予定の洋上訓練に向けて点検中だった。けが人や民間施設への被害は確認されていない。福本拓也宮古島海上保安部長は「決してあってはならないことで、全力で調査を進める。市民の皆さまに不安を与えてしまったことを深くおわび申し上げる」としている。

機関砲を誤射した宮古島海上保安部所属の巡視船「しもじ」=19日、宮古島市伊良部池間添・長山港(當山学撮影)

機関砲を誤射した宮古島海上保安部所属の巡視船「しもじ」=19日、宮古島市伊良部池間添・長山港(當山学撮影)

巡視船しもじの機関砲誤射の現場

巡視船しもじの機関砲誤射の現場

機関砲を誤射した宮古島海上保安部所属の巡視船「しもじ」=19日、宮古島市伊良部池間添・長山港(當山学撮影) 巡視船しもじの機関砲誤射の現場

(社会部・比嘉太一、比嘉海人)

 第11管区海上保安本部によると、通常は訓練前の点検で火薬の入った実弾は使わず、同じ形状や重さの代替品を装填(そうてん)する。11管本部は火薬の入った実弾が今回使われた理由を「調査中」としている。

 港には駐車場が隣接し、近くには県道が走る。現場から約200メートル先には下地島空港の関連施設があり、航空燃料を保管していたこともあるという。宮古島海保が弾薬の捜索を進めている。機関砲は有事を想定して巡視船の船首に1機搭載されている。

 巡視船は2016年に11管本部に配備され、尖閣諸島沖などで外国船を監視する業務に当たっている。事故当日は「しもじ」も含め、巡視船7隻が停泊していたという。

 松野博一官房長官は19日の記者会見で「大変遺憾であり、海上保安庁において徹底した事実関係調査と原因究明が実施される」とコメントした。

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