広島市は中区の市立保育園で園児６人分の写真が記録されたＳＤカードを紛失したことを発表し、保護者に謝罪しました。
広島市によりますと、先月１２日、広島市中区の市立保育園で、保育士が園内に保管していた自分が担当するクラスの園児６人分の写真が記録されたＳＤカード１枚が見当たらないことに気がついたということです。
ＳＤカードはカードケースに入れて、鍵をかけた棚に保管していて、園外に持ち出していないことから、職員らが園内を探しましたが、１３日までに発見には至らなかったということです。
このＳＤカードには、去年４月から先月までの間に園児や行事の様子を撮影した５００枚ほどの写真が記録されていたということで市は１３日、園児６人の保護者に謝罪しました。
市によりますと現時点で、個人情報の外部への漏えいは確認されていないということです。
市は「今後はＳＤカードの使用者や日時を記録して、使用・保管の状況が明確になるよう取り扱いを改めるとともに市内のすべての保育園などに情報提供を行ってすべての職員に指導を徹底する」とコメントしています。
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