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自動車エアコンメーカーで東証スタンダード上場の「サンデン」(群馬県伊勢崎市)が、下請け業者に無償で金型を保管させ、業者の利益を侵害したとして、公正取引委員会は28日、下請法違反で保管料相当額の支払いや再発防止などを勧告したと発表した。
発表によると、サンデンは遅くとも2022年1月以降、下請け61社に貸与した空調用コンプレッサーなど計4220の金型を無償で保管させた。金型を使って製造する部品などの発注が長期間行われていなかったため、下請け業者は保管料を一方的に負担する状況だった。
サンデンは公取委の調査を受けた後、下請け5社に保管料の一部に当たる約250万円を支払ったが、61社の負担は総額で1億円を超えるとみられる。
サンデンの23年12月期の売上高は約1792億円。コンプレッサーの販売では、中国や欧州で高いシェアを占めている。
同社は取材に「今後取引先としっかり話し合い、対応したい」とコメントした。
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