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【ジュネーブ=森井雄一】世界保健機関(WHO)は3日、インドの製薬会社バラート・バイオテックが開発した新型コロナウイルスワクチン「コバクシン」の緊急使用を承認した。輸送や保管が容易で、途上国へのワクチン供給の加速が期待される。
緊急使用が認められたワクチンは世界で8例目。他社技術を用いてインドで生産している例はあるが、インドの独自技術によるワクチン承認は初めてという。
発表によると、有効性は78%で、18歳以上に対して4週間間隔で2回接種することを推奨している。コバクシンは感染力をなくしたウイルスを投与する不活化ワクチン。2~8度で長期間保管できるといい、WHOは「低・中所得国に大変適している」と指摘する。
同社によると、10月時点で月間5000万回分を生産でき、年末までに年間10億回分の生産体制を確立するという。
からの記事と詳細 ( WHOがインド製ワクチンの緊急使用承認…輸送や保管が容易、有効性は78% - 読売新聞 )
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