Tuesday, March 10, 2020

パブリッククラウドと高速接続したストレージサービス - 日経 xTECH Active

 日立製作所の「ストレージボリューム提供サービス on Equinix IBX」は、東京にあるエクイニクスのデータセンター「Equinix IBX」に、日立製作所のフラッシュストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform」(VSP)を設置し、ボリューム容量に応じて月額課金制で提供するサービスである。マルチテナント型または専有型で提供する。

「ストレージボリューム提供サービス on Equinix IBX」の概要

(出所:日立製作所)

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 データセンターとして利用するEquinix IBXの特徴は、AWS(Amazon Web Services)やAzureなど各種のパブリッククラウドサービスとの間を高速回線で接続していること。このため、パブリッククラウド上で稼働しているサーバーから、Equinix IBX上のストレージに対して高速にアクセスできる。

 背景には、自社のデータセンターでストレージを運用しているユーザーは、データの信頼性や可用性に対する懸念から、パブリッククラウドへの移行を躊躇しがちという現状がある。Equinix IBX上に日立製作所のストレージを設置することで、パブリッククラウド上のストレージサービスと比べて、データの信頼性や可用性が高まる。

 本サービスは、パブリッククラウドを切り替える際に役立つという。データをプライベートクラウドのストレージに保存しているため、新旧のパブリッククラウド間でデータを移動させる必要がないからだ。

 Equinix IBX上のストレージと、パブリッククラウド上のストレージを使い分ける運用も可能である。重要なデータを日立製作所のストレージで保持し、使用頻度の少ないデータをパブリッククラウドのストレージに保管するなど、ストレージを適材適所で使い分けられる。

ストレージボリューム提供サービス on Equinix IBXの概要

用途と機能 東京にあるエクイニクスのデータセンター「Equinix IBX」に、日立製作所のフラッシュストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform」(VSP)を設置し、ボリューム容量に応じて月額課金制で提供するサービス
ストレージの専有 マルチテナント型または専有型で提供
Equinix IBXの特徴 AWS(Amazon Web Services)やAzureなど各種のパブリッククラウドサービスとの間を高速回線で接続していること。これにより、パブリッククラウド上で稼働しているサーバーから、Equinix IBX上のストレージに対して高速にアクセスできる
主なメリット パブリッククラウドにデータを置かずに済む。パブリッククラウドを切り替える際にも、新旧のパブリッククラウド間でデータを移動させる必要がない
価格 個別見積もり
発表日 2020年1月28日
提供開始日 2020年1月31日

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