交換可能なHDDをメディアに使う、ちょっと変わったデジタルオーディオプレーヤーが「GIGABEAT」。
この初代モデルとなるMEG50JSが発売されたのが、2002年の今日でした。
デジタルオーディオプレーヤーは、小容量ながら小型化しやすいフラッシュメモリーを採用したものが多かったのですが、iPodを始めとするHDD搭載モデルでは、その大容量が武器。すべての音楽を常時持ち歩けるという利便性があり、好んでこちらを選ぶ人も少なくありませんでした。
とはいえ、いくら大容量といっても、容量に限りがあるのは事実。より大容量のプレーヤーが欲しいという人の期待に応えてくれたのが、HDDの交換が可能なGIGABEATです。
誰もが手軽に交換できるようPCカード型のHDD「モバイルディスク」を採用。厚みのあるType IIIではなく、薄型のType IIとすることで、小型プレーヤーでも利用できるようになっていました。こういった小型HDDを作れるあたりが、幅広い分野を抱えていた東芝の強みですね。
なお、PCカード型というだけあって、このモバイルディスクだけをノートPCに挿してファイルの読み書きも可能です。また、GIGABEAT本体に挿してUSBで接続すれば、外付けHDDとしても利用できました。ただし、音楽ファイルの転送は専用ソフトが必要となるため、使い勝手の面では微妙でしたが。
6月22日のおもなできごと
2001年、三洋電機が動画デジカメ「DSC-MZ1」を発売
2002年、東芝がオーディオプレーヤー「GIGABEAT」（MEG50JS）を発売
2011年、ジャストシステムが「ATOK for Android」の正式版を発売
2013年、ソニーが「VAIO Pro 11」と「VAIO Pro 13」を発売
2018年、ソニーが「DSC-RX100M6」を発売
2018年、ドコモが「Xperia XZ2 Compact」を発売
"ストレージ" - Google ニュース
June 22, 2020 at 03:32AM
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2002年6月22日、ストレージにPCカード型HDDが採用された「GIGABEAT」（MEG50JS）が発売されました：今日は何の日？ - Engadget日本版
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