リコーは、1型センサーを備えた360度カメラTHETAシリーズ最上位機の内蔵ストレージを拡張した「THETA Z1 51GB」を4月下旬に発売する。直販価格は132,800円。
基本性能はそのままに、ストレージ容量を気にせず利用したいというニーズに応え、従来の19GBから51GBに大幅増強したとしている。RAW+で約900枚、JPEGで約6,350枚の撮影データを本体ストレージに保存できる。
1型センサーを搭載し、約2,300万画素相当の360度撮影が可能。回転3軸補正の協力な手ぶれ補正により、4K解像度(3,840×1,920ドット)で30fps相当の滑らかなの360度の動画撮影が行なえるとしている。
本体には0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載し、撮影残り枚数や露出設定などの各種情報が一目で確認できる。また、Androidベースのシステムを採用し、アップデートによる基本性能の向上や、プラグインの追加インストールによる多様な機能拡張などが行なえる。
リモート再生機能をプラグインとして搭載し、対応するワイヤレスディスプレイアダプターなどの受信機器を利用して、カメラ内に記録したデータを転送、ミラーリング再生することで、大型ディスプレイやプロジェクターでも360度の静止画/動画が楽しめる。
撮影した360度の全天球イメージは、FacebookやLINEに直接投稿したり、専用ウェブサイト「theta360.com」にアップして、Twitter、Instagram、TumblrなどのSNSで共有できるほか、YouTubeの360度動画や、Googleマップにも全天球イメージを投稿できる。
BluetoothとWi-Fiを搭載。スマホアプリ「THETA+」を利用すれば、静止画の編集やプリント用のデータ書き出しなども行なえる。
底面にはUSB 3.0対応のUSB-C端子と、金属製の三脚用ネジ穴を備える。外形寸法は132.5×48×29.7mm(縦×横×厚さ)。重量は約182g。USBケーブル、専用ケースなどが付属する。
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