エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場。3回の第2打席に右中間へ5号ソロを放ち、プロ9年目で日米通算100号本塁打をマークした。ここまでの成績は打者で打率.310(58打数18安打)5本塁打13打点2盗塁、投手では2試合に登板して8回2/3を3安打14奪三振11四球3失点(自責1)で防御率1.04をマークしている。
「バレルゾーン率」17.7%は断トツ、打球速度も1度はトップに
■レンジャーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
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エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場。3回の第2打席に右中間へ5号ソロを放ち、プロ9年目で日米通算100号本塁打をマークした。ここまでの成績は打者で打率.310(58打数18安打)5本塁打13打点2盗塁、投手では2試合に登板して8回2/3を3安打14奪三振11四球3失点(自責1)で防御率1.04をマークしている。
二刀流として輝きを放つ大谷の打撃をMLB公式サイトは分析。長打の出やすい打球速度と角度の組み合わせである「バレルゾーン率」は名だたる打者の中で断トツの数値をマークしていることなどを伝え、「才能がどれだけ異常か侮ってはいけない」と称賛している。
MLB公式は、100マイル(約161キロ)を投げると同時に本塁打を打てる大谷を「ベーブ・ルース以来、成し遂げることがなかった偉業だ」と形容。そして、「ただ単に優れた打者であり投手であるだけでなく、球界で最高の打者になるためのツールを備えているかもしれないということだ」と指摘し、具体的な数値を示している。
打席ごとのバレル率でMLBトップは大谷であると解説。日本時間22日時点で大谷のバレル率は17.7%で、2位のラファエル・デバース(レッドソックス)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)は13.9%。「アーロン・ジャッジ(ヤンキース)やロナルド・アクーニャJr.、ブライス・ハーパー(フィリーズ)の上にいる」と説明している。
続いて「短い期間ではあったが5年間も打球速度最速ランキングのトップにいたジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)をその座から引きずり下ろしたのもオオタニである」とも。大谷は12日(同13日)のロイヤルズ戦で打球速度119マイル(約191.5キロ)の“弾丸二塁打”を放った。ただ、スタントンは翌13日(同14日)のブルージェイズ戦に120マイル(約193.1キロ)の打球を記録している。
記事は更に大谷が4日(同5日)のホワイトソックス戦で放った451フィート(約137.5メートル)のホームランにも言及。同22日時点で11位の飛距離であり、スプリントスピードでも10位に名を連ねているとし、「彼の才能がどれだけ異常か侮ってはいけない。たとえ何回そのことを聞かされたとしても」と称賛している。
(Full-Count編集部)
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