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多岐にわたる「iCloud」の提供サービス
「iPhone」や「iPad」「Mac」といったアップル製端末のセットアップを進めていくと、自然に使えるようになる「iCloud」。アップルが主に自社製端末ユーザー向けに提供するクラウドサービスだ。ユーザーが「Apple ID」を用いてサインインすると、各種サービスが提供される(図1)。
iCloudへのサインインは、アップルのサービスを利用する際のカギとなり、アプリストアの「App Store」、コンテンツストアの「iTunes Store」など、アップルが提供するさまざまなサービスが連動して利用できるようになる。もちろん、ストレージサービスとしても使える。
iCloudはまた、ユーザーや端末の認証にも利用されている。例えば近くのアップル製端末同士でファイルを送受信する「AirDrop」は、双方の端末でiCloudへのサインインが必要。これにより「近くにある」「相手が連絡先に登録されている」などの情報がスムーズにやり取りされる。
iCloudはアップル製端末ユーザーなら5GBまで無料で利用できる。ただし、全ての機能を活用するには、有料プランへの加入が望ましい。
カレンダーや連絡先、メモなどの情報を複数の端末で同期、閲覧
アップル製端末に搭載されている「カレンダー」や「連絡先」「メモ」といった標準アプリは、管理するデータをiCloudと簡単に同期できる(図2)。これによって、自分が所有するほかの端末でも参照や更新が可能となる。複数の端末を状況に応じて使い分けているユーザーには特に重宝する機能だ。アップル製端末以外でも、Webブラウザーで「iCloud.com」にアクセスして利用できる。
データの同期だけなら他社製のクラウドサービスでも可能な場合はあるが、システムに標準で組み込まれているiCloudは特別なアプリのインストールが不要。設定は圧倒的に簡単だ。
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