米紙ワシントン・ポストは6日、連邦捜査局(FBI)が8月のトランプ前大統領の邸宅マールアラーゴの家宅捜索で押収した文書の中に、外国の核能力に関する情報が含まれていたと報じた。複数の関係者の話として伝えた。大統領や限られた閣僚級の政権高官しか閲覧が許されていない秘匿性が極めて高い情報という。
こうした情報は通常、機密保持対策が取られた特別な施設に保管されている。トランプ氏が2021年1月に退任した後、今年8月に文書が押収されるまで十分な対策を講じないままマールアラーゴで保管されていた恐れがある。トランプ氏の機密文書持ち出しと管理のずさんさに批判が高まりそうだ。(共同)
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