ブルームバーグの報道によると、世界的な証券取引市場であるナスダックは、今年の第2四半期末までにデジタル資産向けのカストディサービスを開始する準備を進めている。
Nasdaq expects to launch crypto safekeeping services this year, joining a growing pool of traditional finance firms moving into the sector after a spate of bankruptcies https://t.co/Jz8TuFARcs
— Bloomberg (@business) March 24, 2023
ブルームバーグによれば、取引所グループは、新事業を監督するニューヨーク金融サービス局に対して、目的限定の信託会社認可を申請している。ナスダックのシニア・バイス・プレジデント兼ナスダック・デジタル・アセットの責任者であるアイラ・アウエルバッハ氏は、パリでのインタビューでこれを明らかにし、同グループは必要な規制上の承認と技術的インフラがすべて整うよう尽力していると語った。
当初9月に発表されたこのプロジェクトは、取引所運営会社にとって暗号業界への最初の主要事業となります。ナスダックのデジタル資産部門の最初のステップは、ビットコイン（BTC）とイーサ（ETH）を保管することであり、最終的には金融機関向けの取引約定を含む、同グループのデジタル資産部門の幅広いサービス群を構築する計画であると、アウエルバッハ氏は明らかにしたという。
ナスダックの参入は仮想通貨業界にとってゲームチェンジャーとなる可能性があるだろう。世界的な取引所市場におけるナスダックの評判と規模は、仮想通貨市場に対する機関投資家の信頼を高め、より多くの伝統的な金融機関が追随する道を開くことになりえる。
ナスダックに先行して仮想通貨の安全保管サービスを提供する他の金融会社としては、BNYメロンとフィデリティがある。
2022年10月、アメリカで最も古い銀行であるBNYメロンは仮想通貨サービスを開始した。238年の歴史を持つこの銀行は、2021年に企業デジタル資産部門を設立し、仮想通貨ソリューションとデジタルと伝統的な資産保管を橋渡しするプラットフォームを開発した。
からの記事と詳細 ( 米取引所ナスダック、今年第2四半期末までに仮想通貨保管サービスを開始へ＝報道 - コインテレグラフ・ジャパン（ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース） )
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