Friday, March 3, 2023

敵基地攻撃用ミサイルの保管場所、決まっても公表しない方針 防衛 ... - 東京新聞

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防衛省

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 防衛省の青木健至報道官は3日の記者会見で、敵基地攻撃能力(反撃能力)に使うことができる長射程ミサイルの保管場所について、決定しても公表しない方針を明らかにした。相手国領域を攻撃できるミサイルの保管場所は有事の際、真っ先に狙われる恐れがあり、基地周辺の住民などから懸念の声が上がっている。

 米国製巡航ミサイル「トマホーク」や地上発射型の国産長射程ミサイルは早くて2026年度から部隊配備される。本紙は、防衛省が火薬庫の立地自治体に理解を得るため、保管場所を説明するかを質問したが、青木氏は「自衛隊の能力が明らかになる恐れがある。火薬庫に保管する弾薬の種類を示すのは困難」と否定した。

 今月中旬に陸上自衛隊石垣駐屯地が新設され、ミサイル部隊などが配備される沖縄県石垣市では、攻撃対象になる不安が広がっており、市議会が昨年12月に長射程ミサイルの配備を容認しない意見書を可決。防衛省側は、中山義隆市長に対して「長射程ミサイルの配備先は現時点で決まっていない」と説明しているという。市側は防衛省に改めて地元説明会を開くよう求めている。(川田篤志)

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