Thursday, April 27, 2023

日本軍憲兵が保管 記録写真発見 戦争の実像伝える貴重な資料|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp

superselebbanget.blogspot.com

戦時中、中国で日本軍の憲兵として従軍していた鹿児島県出身の男性が、自宅に保管していた記録写真が見つかりました。
写真には、現地での活動の様子が写されていて、専門家は戦争の実像を伝える貴重な資料だと話しています。

写真は、日本軍の憲兵として中国に出征していた男性が、鹿児島市内の自宅に保管していたもので、男性の遺族が遺品を整理していた際に見つけました。

2冊のアルバムに収められた写真はあわせて200枚以上に上り、畑の中を行軍する兵士たちや、日の丸を手にした部隊の姿が写されています。

また、捕らえられた人物が尋問を受ける様子や、押収したとみられる武器、さらには横たわる遺体を写した写真もあります。

男性は、満州事変の2年後の1933年に歩兵部隊に配属され、その後、日本軍が戦線を拡大させる中、スパイの摘発や抗日運動の取り締まりにあたる憲兵として中国各地で活動していました。

男性は終戦の翌年に復員しましたが、遺族によりますと、亡くなるまで自身の体験を語ることはほとんどなかったということです。

日本近現代史が専門の志學館大学の茶谷誠一教授は「外部には漏れたくない情報であるはずで、終戦後も処分せずに残していたこと自体、極めて珍しい。これまで文献でしか確認できなかった日本軍の行為の実態を視覚的に確認できる貴重な資料であり、加害者としての側面を持つ日本が行った戦争の一端を示すものだ」と話しています。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 日本軍憲兵が保管 記録写真発見 戦争の実像伝える貴重な資料|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/eE0Dukb
Share:

0 Comments:

Post a Comment