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USBストレージでWindowsを持ち歩くこともできる(図1 )。例えば、自宅パソコンのWindows環境を丸ごとUSBストレージにバックアップして持ち歩き、外出先のパソコンで自宅のパソコンと同じWindows環境を使うことも可能だ。
Windows環境をUSBストレージで持ち歩く
図1 大容量のUSBメモリーやSSDがあれば、普段使用しているWindows環境を丸ごとバックアップして持ち歩くことができる。外出先で借りたパソコンなどでもいつものWindows環境を利用できるので便利。パソコンを持ち歩くのが面倒という人や、パソコンが壊れた際の予備対策をしたい人にお勧めだ
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Windows環境を丸ごとバックアップしたUSBストレージがあれば、ノートパソコンを持ち歩く必要はないし、出張中などにパソコンが壊れてしまった場合などに、別のパソコンでいつもの仕事環境を再現するためのバックアップツールとしても重宝する。
EaseUSの有料アプリ「OS2Go」を利用
以前のWindowsには「Windows To Go」というWindowsを起動できるポータブルUSBドライブ作成機能が装備されていたが、Windows 10(2004)から削除されており、Windows 11でもその機能は装備されていない。現状、WindowsポータブルUSBドライブを作成するにはサードパーティ製のツールを使用するしかない。今回はEaseUSの有料アプリ「OS2Go」を使う方法を紹介する(図2 、図3 )。価格は2629円から。10と11の両方のOSに対応する。
EaseUSのバックアップアプリ「OS2Go」を利用する
図2 今回はバックアップアプリ「Todo Backup」などで有名なEaseUSのポータブルOS作成アプリ「OS2Go」を使用して、Windows 11をUSBストレージに丸ごとバックアップして持ち歩く方法を解説する。OSは11のほか、10にも対応している
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図3 OS2Goは有料アプリ。1台のパソコンだけで利用できるPro版と複数台で利用できるTechnician版がある。Pro版では「1カ月」「1年」「永久利用」の3プランがあり、2023年2月上旬時点の価格は、1カ月が2629円、1年が3949円、永久利用が9229円(すべて税込み)。支払いにはクレジットカード、PayPal、コンビニ決済が利用できる
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WindowsポータブルドライブにするUSBストレージは、SSDか高速タイプのUSBメモリーがお薦め(図4 )。容量はバックアップするパソコンのCドライブの使用容量以上のものが必要。Cドライブの使用容量の調べ方は図5 の通りだ。
Cドライブの使用容量以上の容量のUSBストレージが必要
図4 USBストレージは自分のパソコンのCドライブの使用容量よりも大きい容量のものを用意する。SSDであればケーブルレスで使えるスティック型がお薦め。USBメモリーなら最大読み書き速度が200MB/秒以上の高速モデルがお薦めだ
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図5 現在、Cドライブの容量をどれだけ使っているかは、エクスプローラーでCドライブを選択し、右クリックメニューから「プロパティ」を選ぶと開く画面で確認できる。今回のパソコンは120GB使用していた
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なお、バックアップするパソコンでPINを設定している場合は、削除しておく必要がある。PINを削除していない状態でWindowsポータブルUSBドライブを作成すると、そのドライブを使用して別のパソコンで起動するたびに、ネットに接続してPINを再設定する必要が生じるからだ。PINの削除方法は図6 の通りだ。
バックアップ元のパソコンのPINを削除する
図6 まずはPINを削除しておく。11では「設定」から「アカウント」→「サインイン オプション」を開き、「追加の設定」欄で「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoftアカウント用にWindows Helloサインインのみを許可する」をオフにして(1)、PINの設定項目でPINを削除する(2)
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