松戸市にある診療所が冷蔵して保管すべき新型コロナワクチンを誤って冷凍保管していたことが分かり、市は適切に管理するよう指導しました。
松戸市によりますと、誤って冷凍されていたのはファイザーのワクチンで、本来、２度から８度の間で保管すべきところ、マイナス２.４度ほどで保管されていたということです。
この診療所では、この２年間で合わせて１０００人余りが接種を受けていますが、ワクチンはもともと冷凍された状態で提供されていて、その後の保管状況などから接種の有効性に問題はないとしています。
余ったワクチンを回収しようと今月中旬、診療所を訪ねたところ不適切に保管されていることが分かったということです。
調査に対し、「冷凍状態で届いたのでそのまま保管しようと冷蔵庫の中の冷却器に入れてしまった」と説明しているということで、市は適切に保管するよう指導しました。
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