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自己診断情報で問題があったり、ベンチマークアプリで思うような速度が出なかったら、かなり面倒ではあるが、データをバックアップしたうえでフォーマットを試みる。Cドライブにある個人データのバックアップには「ファイル履歴」が便利だ(図9)。必要ならDドライブや外付けドライブもバックアップ対象に追加できる(図10)。ファイル履歴は自動で定期的にバックアップする機能だが、今回の目的では手動ですぐに実行する(図11)。
ファイル履歴でバックアップ
図9 個人データのバックアップには「ファイル履歴」が便利[注1]。保存先の外付けHDDやUSBメモリーなどを接続し、Windows 10では「設定」画面の「バックアップ」にある「ドライブの追加」からそれを選択する(1)(2)[注2]
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[注1]ドライブを交換する場合は、フリーソフトの「ShadowMaker Free」(MiniTool Software、https://jp.minitool.com/)などを使い、OSも含めてCドライブを丸ごとバックアップする手もある
[注2]Windows 11では、コントロールパネルの「ファイル履歴で…」(図16左)からバックアップの設定をする
バックアップするフォルダーを追加
図10 標準設定では「ドキュメント」「デスクトップ」などが入っているユーザーフォルダーのみがバックアップ対象。ほかのフォルダーやDドライブなどは「その他のオプション」から追加する(1)(2)。Windowsの再インストールでフォーマットされるとデータはすべて消えるので、すべてバックアップする
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初回は手動で実行
図11 「その他のオプション」から「今すぐバックアップ」を選ぶ(1)(2)。ボタンの上側に日時とともに「最新のバックアップ」と表示されたら作業完了。なお、ストレージ障害が重度でうまくいかない場合は、ユーザー名のフォルダーをエクスプローラーで救出する
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Cドライブのフォーマットは、回復ドライブから起動してWindowsを再インストールすることで実行できる(図12〜図14)。実行されるのはクイックフォーマットだが、それで問題が解決することも多い。トラブルの原因がストレージではなくシステムファイルの障害だった場合もOSの再インストールは最終手段なので、原因不明のトラブルなら試す価値はある。
回復ドライブから起動してフォーマットする
図12 「回復」で検索するなどして「回復ドライブ」を起動。「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」がチェックされていることを確認。「次へ」で進み、中身が消えてもよいUSBメモリーをパソコンに挿して指示に従い、回復ドライブを作成する
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図13 回復ドライブを挿してパソコンの電源を入れると、回復ドライブから起動して左の画面が開く[注3]。「ドライブから回復する」を選び(1)、削除方法の画面では「ファイルの削除のみ行う」を選んで(2)、指示に従う
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[注3]回復ドライブから起動しない場合はパソコンの起動メニュー(開き方は機種によって異なる)でUSBメモリーを指定する
図14 CドライブがフォーマットされてWindowsが再インストールされる(個人データはすべて消える)。作業が終わって再起動したら、アカウントなどのセットアップを行う
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からの記事と詳細 ( ストレージの自己診断で問題発生、バックアップしてOSの再インストールを試みる - ITpro )
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