広島県府中町は6月9日、民生委員が保管する住民リストの紛失について発表した。
これは2022年12月に退官した民生委員1名が担当していた地域の住民リストについて、自宅内での紛失が判明したというもの。民生委員の退任に伴い、本人が保管する民生委員活動に必要な物品を同町福祉課に返却したため同課で内容確認を行ったところ、リスト及び鍵付き保管袋の返却がなく、紛失したものとみなしたという。
民生委員活動の際には宅外へ持ち出さないことが申し合わせで決まっており、本人からも自宅外に持ち出していない旨を聞き取っているため、当該委員が保管場所を失念してしまい、見つけ出せなくなったことが原因としている。
住民リストのには168世帯363人の氏名、住所、生年月日、性別が記載されていた。
同町では対象者全員に、個別に文書による謝罪のうえで紛失の旨を案内している。
同町ではすべての民生委員について、リストの保管状況を確認し、適正に保管されていることを確認している。
同町では今後、すべての民生委員に対し個人情報の適切な管理について改めて周知徹底を図るとともに、毎年8月のリスト更新時でのリスト保有確認の徹底に加え、2月に保管状況の確認を行うとのこと。
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