大阪府と大阪市の共同設置局・大阪港湾局は、岸和田市沖合で整備が進む人工島「ちきりアイランド(阪南港阪南2区)」(岸之浦町)の第1期保管施設用地約16・4ヘクタールのうち、約9ヘクタールの用地造成がほぼ完了したため、本年度後半以降に進出企業の公募を行う予定だ。物流施設や倉庫の建設予定地として計画。対象区画は2021年1月に埋め立てが完了した約4ヘクタールと、今年1月に埋め立てが終わった約5ヘクタール。今後、インフラ整備が必要になる。
ちきりアイランドから岸之浦大橋を渡ると阪神高速湾岸線岸和田南出入り口に近く、府道大阪湾岸線とも近くで接続できる。
公募内容の詳細は検討中。企業を公募するエリアは埠頭(ふとう)エリアに隣接し、ちきりアイランドの物流ゾーンの中核となる位置にある。
阪南港など大阪港湾局が運営する港湾の公共係留施設に接岸する船舶から陸揚げする貨物や船積みする貨物を取り扱う施設を誘致する。長期間にわたり企業に物流施設を設置・活用してもらおうとニーズを踏まえながら、できるだけ広い面積の区画で公募する方針。
現行の阪南港の港湾計画では、岸壁6バース(耐震強化岸壁2バース含む)や、現在2車線の岸之浦大橋の4車線化が位置付けられているが、整備時期は未定。
問い合わせは泉州港湾・海岸部総務運営課総務運営(電話0725・21・7203)。
からの記事と詳細 ( 大阪港湾局/ちきり保管施設用地9ha、22年度後半以降に進出企業公募 – 日刊建設工業新聞 - 日刊建設工業新聞 )
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