新型コロナウイルスワクチンの３回目接種をめぐり、生駒市の医療機関で、保管期限を過ぎたワクチンを誤って５０人余りの市民に接種するなどのミスが相次ぎました。
ミスがあったのは、生駒市内の医療機関で、保管期限を過ぎたワクチンを誤って１０代から６０代の５１人に接種したということです。
使われたのはファイザー社製のワクチンで、市の冷凍庫からこの医療機関にことし３月２２日に冷蔵で配送され、１か月後の４月２２日まで使用可能と定められていましたが、医療機関側が保管期限を勘違いしていたということです。
また、市内の別の医療機関では、４月３０日、３回目の接種では、１８歳以上が対象と定められているモデルナ社製のワクチンを１６歳の男性に接種するミスが起きました。
いずれも、これまでのところ健康被害は確認されていないということですが、生駒市や各医療機関は、再発防止に取り組むことにしています。
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