今年2023年もいよいよ残りわずかとなりました。読者の皆様いかがお過ごしでしょうか。
この頃はあっという間に1年が過ぎてしまう感覚ではありますが、とりわけ今年は、ChatGPT、Microsoft Copilot、Google Bardといった「生成AI」関連ニュースが目まぐるしく展開されたこともあり、正直、生成AIの話題に追いついていくのに必死になるほど、変化スピードの早い年となりましたね。
私たちとコンピューティング、クリエイティビティとの関係がどのように変化していくのか、そんなことを強く意識させられた一年であったといえるのではないでしょうか。
今回は昨年もお届けした年末企画。弊誌『窓の杜』の掲載記事のうち、主に「ニュース」と「やじうまの杜」で取り上げた記事をピックアップした年間アクセスランキングTOP25を公開いたします。いったいどんなニュースが注目を集めたのか、2023年のコンピューティングの世界を振り返ってみましょう。
TOP25の全体ランキングは本稿の最後にご用意しております。まずはTOP3から見ていきましょう。
なお、生成AIに関連するニュースについては、別途年間アクセスランキングを公開しています。そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
第3位:新しいMicrosoft Teamsアプリ「Meet」が発表、増大する一方の会議の負担を軽減
第3位は、新しい「Microsoft Teams」アプリに導入された「Meet」アプリを報じたニュースです。
この「Meet」アプリは、10月に一般提供が開始された新しい「Microsoft Teams」アプリにて利用可能で、ミーティングへの準備や欠席したミーティングのキャッチアップといったアクティビティの一元化・効率化を支援し、会議の負担を軽減できるものです。
なによりこのネーミングですよね。会議アプリといえば「Google Meet」がありますが、“TeamsのMeet”なんてユーザーからしたらややこしすぎます。ちなみに「Meet」アプリは、日本語名になると「会議」となっているようです。これならミーティングの場所を間違えてしまうなんて心配はなさそうですね。
第2位:無料・無制限で「GPT-4」を使い放題! 生成AIチャットサービス「リートン」(wrtn)
第2位には、LLMによる生成AIを使ったコンテンツ生成プラットフォーム「リートン(wrtn)」を解説したレビュー記事がランクインです。
「リートン(wrtn)」は、ブラウザーからアクセスする無料のWebサービスで(現在はベータ版として運営)、生成物は個人的用途、商業的用途を問わず利用できます。OpenAIの有償サブスクリプション「ChatGPT Plus」と同じ「GPT-4」を使ったAIチャットが無料・無制限で使い放題なのも特徴です。
11月に実施された「GPT-4 Turbo」を無料・無制限で利用できる事前登録には、わずか4日間で1万人の予定人数を超える応募があったとのことで、その注目度の高さが窺い知れます。来年も注目したいAIプラットフォームのひとつです。
第1位:「Gmail」の不要メールを大掃除! Googleのストレージを取り戻すテクニックが話題に
いよいよ第1位の発表です。
2023年の年間アクセスランキング第1位に輝いたトピックスは、「Gmail」の不要メールを大掃除して「Google ドライブ」のストレージ容量を取り戻すテクニックが話題になっている、と報じたやじうま記事でした。週間ランキングの「窓の杜アクセスランキング」で約1カ月間、(しつこいと言われるほど)首位をキープしていましたね。
記事のように不要なメールを整理すれば、GB単位で空きストレージを増やせるかもしれません! 実はストレージを共有している「Google フォト」にいっぱい写真が増えるであろう年末年始を前に、「Gmail」の大掃除をしてみてはいかがでしょうか。
編集部ピックアップ:便利機能がたくさん詰まった[Windows]+[X]キーは覚えていて損はなし
ここでは、来年にも知っておきたいトピックスとして、編集部の独断と偏見で選ばせていただいた記事をご紹介します。
日頃あまり使うことがない「デバイス マネージャー」や「ディスクの管理」といった便利なシステムツールにアクセスしたいときに、活用してほしいのが [Windows]+[X]キー というグローバルショートカット(ホットキー)。このショートカットキーを解説した記事も注目を集めました。
作業をちょっとでも効率化したい人をはじめ、なんらかの理由でマウスやタッチパッドが動かなくなってしまった人にもおすすめしたいショートカットです。
2023年 窓の杜・年間アクセスランキングTOP25
- 集計期間:2023年1月1日~12月25日
2023年に閲覧数の多かった記事を、上位25位までレポートします。ランキングは下記の通りです。
さて、最後になりますが、今年2023年も弊誌『窓の杜』をご愛読いただきまして、ありがとうございました!
編集部一同、これからもコンピューティングの世界がより気軽に、より面白くなる、そんなワクワクするインフォメーションを提供し続けていく所存です。ぜひ「PCを活用する人の情報ツール」として弊誌を引き続き、ご愛用いただけましたら幸いです。
来年2024年も読者の皆様にとって実りある素敵な一年になりますように。それではよいお年を。
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