Saturday, December 30, 2023

地滑りで核燃料5千体の保管施設に懸念 福島第一原発で大規模工事へ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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 東京電力福島第一原発の敷地内にある高さ約24メートルの斜面が地滑りを起こすと、5千体を超える核燃料を保管している施設が被害を受ける恐れがあるとして、東電は、斜面の大規模な掘削工事をする方針を決めた。

 核燃料の保管は長期化が見込まれるため、原子力規制委員会が対策を求めていた。

 この施設は「共用プール」と呼ばれ、使用済み核燃料や未使用の核燃料計5542体(12月時点)を水中で冷やしながら保管している。共用プールで十分に冷やした核燃料は、金属容器に入れて敷地内の別の設備に移すという。

 ただ、1~6号機の建屋内には今も約4千体の核燃料があり、東電は2031年までにすべて共用プールに運ぶ。一方、共用プールのすべての核燃料の搬出を終える時期は東電が示せておらず、共用プールでの核燃料の保管は長期化する見通しだ。

ここから続き

 東電による敷地内のボーリン…

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