坂出市は、家庭で要らなくなった物品をほかの人に譲渡したり売却したりするまでの間、一時的に保管しておくための専用の箱を今月から無償で配布して、資源の有効活用につなげる実証実験を始めることにしています。
坂出市が配布するのは、縦がおよそ２６センチ、横がおよそ３７センチ、高さが２８センチ余りの段ボール箱１箱と、発送用の小型の箱３箱であわせて２００セットを用意しました。
坂出市は資源を有効に活用しようと、ことし９月、フリーマーケットアプリ、「メルカリ」にショップを開設し、学校や保育施設などで不要になった物品を売却する取り組みを始めています。
さらに、今回はメルカリの協力を得て、家庭で要らなくなった物品を一時的に保管するための箱を無償で配布する実証実験を始めることになりました。
要らなくなった物品をすぐに捨てずにまとめて保管し、あわせて配布する発送用の小型の箱に入れて必要な人に譲渡したり、売却したりすることを考えてもらい、再利用につなげたいとしています。
箱を希望する人への無償配布は８日からで、坂出市によりますと、こうした取り組みは香川県内では初めてだということです。
坂出市は「すぐに捨てるのではなく再利用することでゴミの排出量を削減し、資源の有効活用で循環型社会を構築する一助になれば」と話しています。
からの記事と詳細 ( 坂出市が家庭に不要品保管の箱を無償配布 資源を有効活用｜NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp )
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