SmartHRは2024年7月9日、クラウドストレージ「Everidays for SmartHR」を開発したと発表した。クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の周辺アプリケーションの1つであり、IDとしてSmartHRのアカウントを使う。アクセス権限として、SmartHRの属性情報である「在籍区分」、「雇用形態」、「部署」などの情報を利用する。同クラウドストレージは、yettと共同で開発した。
SmartHRの「Everidays for SmartHR」は、クラウドストレージである。クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の周辺アプリケーションの1つであり、IDとしてSmartHRのアカウントを使う。アクセス権限として、SmartHRの属性情報である「在籍区分」、「雇用形態」、「部署」などの情報を利用する(図1)。
図1:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の周辺アプリケーションとして用意したクラウドストレージ「Everidays for SmartHR」の概要(出典:SmartHR)
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従業員は、自身のPC/スマートフォンで、SmartHRのホーム画面内の「クラウドストレージ」からアクセスする(画面1)。業務に必要な各種ファイルを共有できることから、マニュアルや規則の閲覧、提出書類の雛形をダウンロードして編集する、といった業務の手間を削減できる。
リンクURLも発行可能であることから、従業員同士でURLを使ってファイルを容易に共有可能なほか、アカウントを持たない(従業員ではない)ユーザーにもファイルを共有可能である。クラウドストレージのインフラは国内データセンターであり、幅広い用途で安全に使えるとしている。
料金はアカウント数には依存せず、ストレージのデータ容量で決まる。従業員の増減で利用料金が変動する心配がないことから、パートやアルバイトを含むすべての雇用形態を対象にストレージを運用可能である。
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