Tintri、データベース単位で可視化・自動制御可能な 業界初ストレージソリューション「SQL Integrated Storage」を提供開始
チューニング、トラブルシューティングなどの運用管理負荷を最大95%削減 ミリ秒以下の性能を自動保証
東京, 2020年8月5日 /PRNewswire/ -- 株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンTintri 事業部(所在地:東京都千代田区、代表取締役ロベルト・トリンドル)は、仮想 / 物理環境のMicrosoft SQL Serverデータベースに対して、可視化、自動化、制御を提供する革新的なストレージテクノロジー「Tintri SQL Integrated Storage」(https://tintri.co.jp/solutions/sql-integrated-storage/ )を、本日8月5日より販売開始します。Tintriのストレージアプライアンス製品のソフトウェアオプションとして提供します。
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1214673/Tintri_Logo.jpg
Tintri SQL Integrated Storageは、仮想化環境における複数のVMを個別に管理する独自のアプローチ(VM-aware)でストレージ管理をリードしてきた「Tintri VMstore(TM)」のアーキテクチャをデータベースに展開(DB-aware)したもので、ストレージの稼働状況を個々のデータベースごとに可視化して自動制御可能にする業界初のソリューションです。
データベースのストレージのチューニングは手間や工数、データベースに対する知識や経験が求められますが、Tintri SQL Integrated Storageが提供するデータベース連携機能により、ストレージ上で多数のデータベースを運用する場合でもデータベースごとにダイナミックに自動的に最適化されます。
ストレージの専門知識がないデータベース管理者でも利用可能で、データベース管理者とインフラ管理者がインサイトを共有することで、運用管理を効率化、最適化することができます。
Tintri SQL Integrated Storageは、SQL Server全体を可視化し、データベース単位で、レイテンシ、IOPs、スループット、領域使用量などの情報とインサイトをリアルタイムに提供します。
Tintri SQL Integrated Storageは、時間を要するチューニング、トラブルシューティング、および分析などのストレージ運用のオーバーヘッドを最大95%削減できます。最大数千のSQL Serverデータベースの管理が可能で、従来のストレージソリューションの非効率性を排除し、コストを削減します。
また、自動QoS(Quality of Service)により、SQL Serverデータベースごとにリソースを動的に調整して自動的に性能が最適化され、サービスレベルも大幅に向上します。これは、通常はデータベースのサービスレベルに影響を与えるデータ保護プロセスやクローン作成プロセスにおいても同様です。
さらに、データベースのホットスポットをリアルタイムで分析し、ユーザーに影響を与える前にピンポイントで特定します。
IDCのInfrastructure Systems, Platforms and Technologies Groupでリサーチバイスプレジデントを務めるエリック・バージェナー氏はこのように述べています。
「データベースストレージの管理はデータベース管理者にとってもストレージ管理者にとっても、まさに課題となっています。その主な理由は、ストレージ側の可視性が欠けているためです。最適な効率性を得るためにはストレージ運用を個々のデータベースレベルで制御する必要がありますが、エンタープライズ向けのストレージプラットフォームでそのようなレベルの可視性を提供するものはありません。SQL Integrated Storageは、効率的できめ細かい仮想マシンレベルのストレージ管理を提供するという、Tintriの伝統が受け継がれていて、Microsoft SQL Serverのデータベースにも同様の望ましい機能を提供しています。この機能によって運用効率が大幅に高まります」
TintriのCTO兼製品責任者を務めるトマー・ハガイは次のように述べています。
「一般的にはDB管理とインフラストラクチャ管理者はそれぞれの視点でストレージを管理しています。各チームがインサイトを共有し理解していないと、オーバーヘッドが増え、効率の低下につながります。ストレージは、性能、可用性、容量を提供するだけでは不十分です。Tintri SQL Integrated Storageでは、データベースレベルのインサイト、リアルタイムのテレメトリ、そして機械学習を組み合わせることで、ストレージ処理を自律的に最適化し管理するインテリジェント・インフラストラクチャを提供すると同時に、DB管理者にセルフサービスと制御を提供します」
*SQL Integrated Storageの提供について
*提供開始:2020年8月5日
Tintriおよび販売パートナーを通じて提供します。
*提供方法
SQL Integrated Storage は、Tintri VMstoreのオプションソフトウェアである「Tintri Global Center (TGC)アドバンスドライセンス」または「Tintri VMstore Software Suite」によってライセンスされます。
対象製品を既にご利用いただいているお客様は、ソフトウェアアップグレードとしても入手していただけます。
*製品の要件とサポート範囲
・MS-SQL Server 2016以降
・Windows Server 2016以降
・Tintri VMstore Tintri OS 4.6以上
・Tintri Global Center(TGC) 5 以上
※製品の詳細については 「添付1 機能概要」 あるいは弊社Webサイト https://tintri.co.jp/SQL をご参照ください。
Tintriについて
https://tintri.co.jp/
Tintriは、世界最大級のストレージ・カンパニーであるデータダイレクト・ネットワークス(DDN)の完全子会社です。日本においては、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンのTintri事業部として、Tintri製品の販売・サポートを提供しています。
Tintriはエンタープライズデータセンターの分野で比類ない独自のソリューションを提供します。Tintriのインテリジェント・インフラストラクチャは、仮想化やデータベースと密に連携した自律管理、機械学習やAI技術を活用し自動化を推進します。分析で得られるインサイトは、運用を簡素化、迅速化し、ビジネスを支援します。何千社ものお客様がTintriを採用し、数百万時間ものシステムの管理時間の削減を達成しています。
DDNファミリーについて
https://ddn.co.jp/
DDN(DataDirect Networks)は、世界最大規模のプライベートストレージ企業です。DDNは、マルチクラウド環境での柔軟なシステム導入を実現するデータ管理ソリューションに関して、使いやすさ、堅牢性、スケーラビリティの向上を図っています。また、テクノロジー面でのブランドであるDDNファミリーは、顧客が分散して配置している複雑な形式のデータから、インサイトを迅速に引き出し、最大限の価値を生み出します。DDNの製品およびサービスは、最近急増しているAI、IoT、マルチクラウド、ビッグデータ、ストリーミングなど負荷の高いさまざまなワークロードを大規模環境で実行する際の理想的な選択肢です。DDNは20年以上の時間をかけて、データマネージメント プロバイダーとしての地位を確立し、5000を超える大企業、政府機関、公共機関の顧客から選ばれる存在となりました。株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンは DDN の日本法人・100%子会社です。
報道関係者お問い合わせ先
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン Tintri事業部
マーケティング部長 中野逸子
japan_pr@ddn.com
inakano@tintri.com 080-7603-7505
©2020 All rights reserved.TintriおよびVMstoreはDataDirect Networksが所有する商標または登録商標です。Microsoft、Windows、Windows Server、SQL Serverは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。
添付1 Tintri SQL Integrated Storage機能概要
Tintri SQL Integrated Storageは、仮想化環境における複数のVMを個別に管理する独自のアプローチ(VM-aware)でストレージ管理をリードしてきた「Tintri VMstoreTM」のアーキテクチャをデータベースに展開(DB-aware)したもので、ストレージの稼働状況を個々のデータベースごとに可視化して自動制御可能にする業界初のソリューションです。
・SQL Serverのインフラストラクチャ全体を可視性し、問題の解決を迅速化 – SQL Serverのインフラストラクチャ全体を見渡せるエンドツーエンドの可視性と、必要なアクションに直結するインサイトが1つの管理画面で提供され、性能および容量のきめ細かい指標とビジュアル化を提供します。指標には、データベースごとのレイテンシ、IOPs、スループット、領域使用量などがあります。データベースのインベントリをリアルタイムで識別して、問題の解決を迅速化できます。
・データベース毎の自動QoS(Quality of Service)による安定した性能 – 各データベースのI/Oおよび他のワークロードからも分離されるため、予測可能なI/O性能と一貫したユーザーエクスペリエンスが保証されます。I/O要件の変化に応じてリソースを動的に調整し、データベースごとにミリ秒以下のレイテンシを維持します。本番データベースのクローン作成を高速かつ無停止で行うことができ、メンテナンスやレポート処理による性能への影響が軽減されます。
・SQL Server環境のリアルタイム分析と将来予測 – 機械学習と3年間の履歴データを活用して、将来の容量と性能の要件を最長18か月先まで正確に予測します。洗練された「what-if」分析とシナリオを利用して、SQL Serverを追加した際の性能と容量に与える影響を通知し、リソースのプロビジョニングの過不足を回避します。
・データベース毎の手間をかけない保護とリカバリ – 個々のデータベースまたはデータベースのグループについて、ポリシーベースの柔軟なスナップショットを提供し、データ保護を簡素化します。無停止のインスタント・スナップショットは、本番データベースやユーザーに性能の影響を与えません。データベースを数秒以内に個別にリカバリすることもできます。
・DB管理者のストレージ管理のセルフサービスを強化 – 自律的な運用と、データベースレベルの簡素化された管理により、ストレージについての詳しい専門知識がなくても、DB管理者自身がストレージ管理や機能を利用することができ、運用効率が向上します。
・開発スピードアップするデータベース毎のインスタント・クローン –データベースレベルのインスタント・クローンは、性能への影響が全くなく、作成時に容量を消費しないため、開発サイクルを加速させます。データベースを数秒で更新することができ、テストサイクルをスピードアップします。開発者がそれぞれ専用のデータベースのサンドボックスを使用できるようになり、より生産的な同時進行の開発ワークフローが可能になります。
(日本語リリース:クライアント提供)
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202008052833
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August 05, 2020 at 11:01AM
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