家電ベンチャー、カルテックは2日、ウイルスや菌を分解する光触媒を使った食品保管庫など4商品を新たに発表した。同社はこれまで光触媒による空気清浄機を販売していたが、食品ロス削減を掲げ、今後は食品保存に関連した商品も展開する。
家電ベンチャー、カルテック(大阪市中央区)は2日、ウイルスや菌を分解する光触媒を使った食品保管庫など4商品を新たに発表した。同社はこれまで光触媒による空気清浄機を販売していたが、食品ロス削減を掲げ、今後は食品保存に関連した商品も展開する。
光触媒とは、光をあてると化学反応を促進する物質の総称で、反応によって発生した活性酸素が空気中のウイルスや菌を分解し、無害化するとされる。
新商品の食品保管庫「フードフレッシュキーパー」は、光触媒によって庫内の空気をきれいに保ち、常温保管でのカビなどの発生を抑える。また、食品から出るエチレンガスも分解するため、鮮度が長持ちするという。
天井に設置してピンポイントできれいな空気を送ることができる「スポットエアー」は、会社の受付や食品加工場などでの使用を想定。1〜2平方メートル程度の限定した空間の除菌脱臭を目的としたエアーカーテンのような使い方ができるという。このほか、充電式で冷蔵庫内などに設置できる小型の除菌脱臭機「マルチフレッシュエアー」、照明器具と除菌脱臭機が一体となった「ダウンライトエアー」が発表された。15日から順次発売される。
価格は「フードフレッシュキーパー」が2万1780円(税込み)。
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