「『今、箱根を走っているんだ』と本当に感動しました」
神林勇太さんは今、サッポロビールの営業として、千葉市内の飲食店や酒販店に出向き、新商品の提案やビールサーバーのメンテナンスを担当している。営業先に挨拶をすると、「あっ、駅伝の?」と驚かれるなど、箱根駅伝の影響力の大きさをあらためて感じることもある。ただ、師走に入るとソワソワするらしく、社会人になっても陸上の血が騒ぐようだ。
――青学時代で一番印象に残っている駅伝は?
「中学の時から目指してきたのが箱根駅伝でした。実際、3年の時に走れたのですが、沿道のものすごい応援に触れ、『今、箱根を走っているんだ』と気持ちが高揚して、本当に感動しました。その箱根に繋がった経験が、1年時の出雲駅伝だったと思います」
――大学1年時の出雲駅伝は5区3位という結果でした。
「区間3位は、個人でいえばブレーキではないんですけど、当時の青山は勝たないといけないチーム。強い先輩たちがいて、その中で出させてもらいましたが、自分が失敗してチームが負けてしまった。3冠を目指していた先輩たちに申し訳なかったですし、青山が優勝を逃したこと、それも自分のせいで負けたことが本当に悔しくて……」
――その経験がのちの駅伝にどのように活きて箱根に繋がったのですか。
「出雲の失敗で駅伝の怖さを知り、チームのために何ができるのかをより考えるようになりました。走ることで結果を出さなければと思ったのですが、2年の時は全然ダメで陸上部をやめようかなと考えたこともありました。それでもチームのためにと思って走り続けることで成長し、3年の時に箱根を走ることができた。1年時の出雲の経験は、4年の時の全日本大学駅伝にも活きたと思います」
最後の駅伝で見せた気迫「自分と同じ思いをするなって」
神林さんが大学4年の時、コロナ禍の影響で出雲駅伝は中止になったが、11月の全日本大学駅伝は開催された。神林さんは7区区間賞の走りでチームをトップに押し上げ、アンカーで同期の吉田圭太に繋いだ。
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