天皇杯は12日、準決勝を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズとセレッソ大阪が対戦。前半29分にDF宇賀神友弥の得点で先制した浦和が、後半44分にMF小泉佳穂のゴールで突き放して2-0の完封勝利を収めた。勝利した浦和は19日に国立競技場で行われる決勝で、川崎FをPK戦の末に下した大分と対戦する。
3大会ぶりの決勝進出を狙う浦和は12月4日のJ1最終節名古屋戦(△0-0)から先発3人を入れ替え、FW江坂任、MF伊藤敦樹、宇賀神らを先発起用。一方、4大会ぶりの決勝を目指すC大阪はJ1最終節清水戦(●1-2)から先発2人を入れ替え、FW為田大貴、MF喜田陽らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]
ともに相手の粘り強い対応に遭い、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。C大阪は前半15分にMF坂元達裕、浦和は同22分に伊藤がミドルレンジから狙ったものの、シュートは枠を捉え切れなかった。
すると、前半28分に浦和が先制に成功。右サイドのMF関根貴大が送ったクロスがファーサイドまで抜けると、MF明本考浩のバックパスに走り込んだ宇賀神が右足で合わせる。弾道の低いシュートは鮮やかにネットを揺らし、スコアを1-0とした。今季限りでの退団が発表されている宇賀神は、“埼スタラストマッチ”でゴールを記録することになった。
1点のビハインドを背負ったC大阪は前半37分、MF清武弘嗣が左足ミドルを枠内に飛ばすが、GK西川周作に右手1本で弾き出されてしまう。さらに同40分には為田が強烈なシュートを放ったものの、これも西川に阻まれてしまった。
1-0のまま後半を迎えると、同4分にC大阪がゴールに迫るが、PA内のこぼれ球に反応した清武の左足のシュートは枠を捉え切れなかった。同19分にはC大阪ベンチが動き、為田と今季限りでの現役引退を発表しているFW大久保嘉人に代えてFW山田寛人とFW加藤陸次樹をピッチへと送り込む。
さらに後半36分には喜田に代えてMF藤田直之を投入するなど、状況を打開しようと試みる。しかし、同44分に小泉が個人技からの右足シュートでダメ押しゴールを奪い、浦和が2-0の完封勝利を収めて3大会ぶりの決勝進出を果たした。
(取材・文 折戸岳彦)
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