Wednesday, February 16, 2022

集団の「最後尾」でも1着でゴール、菊池純礼が8位入賞…ショートトラック女子1500 - 読売新聞

superselebbanget.blogspot.com

 16日に行われた北京オリンピックのスピードスケート・ショートトラック女子1500メートルで、珍しいシーンがあった。

 8~14位決定戦でスタート直後は最後尾だった菊池純礼(富士急)が、2周目に一気に前へ。先頭に立ってもさらに加速した。ところが、駆け引きを重視し、誰も菊池純を追いかけない。111メートルという小さなリンクで、すぐに2位集団に追いつき、ほぼ周回遅れにした菊池純は、その後は追い抜くことなく「最後尾」で悠々と滑り、1着でゴール。ショートトラックの日本女子として4大会ぶりの入賞を果たし、スタンドへ向けガッツポーズもした。

 決勝へは進めなかったが、「ワールドカップでメダル常連の選手と戦える。チャレンジしよう」とコーチと話し合って、戦略を立てたという。

 それが功を奏した。「ノーマークだったので、うまく働いた。何もしないで勝てるような甘い順位決定戦ではない。楽しいレースでした」と笑顔だった。

 出場2度目の五輪もこれで全日程を終えた。「前回は、帰ってから何もできなかったと思った。今は(力を)出し切って終えられた。(500メートル、1000メートルを含め)3種目とも転倒してしまったが、一番楽しめたと思っています」と26歳は、最後までニコニコしていた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 集団の「最後尾」でも1着でゴール、菊池純礼が8位入賞…ショートトラック女子1500 - 読売新聞 )
https://ift.tt/PINqOw5
スポーツ
Share:

0 Comments:

Post a Comment