Creepy Jarは7月7日、オープンワールドサバイバルゲーム『Green Hell』の最新大型アップデートである「Storage & Transportation」のPre-Update Betaを配信開始した。大型オブジェクトを輸送できるSleighなどの便利アイテムが追加されたほか、既存のストレージアイテムの容量上限が増加するなどの変更も実施。収納などの利便性が上昇するアップデート内容となっている。
『Green Hell』は、アマゾンの熱帯雨林を舞台としたオープンワールド型のサバイバルゲームだ。PC(Steam)のほか、PS4/Xbox One/Nintendo Switchでもリリースされている。プレイヤーは失踪した交際相手の行方を追い、過酷なアマゾンの熱帯雨林に足を踏み入れる。原住民や野生生物が住まうアマゾンで、プレイヤーは栄養状態や精神状態などのパラメーターを管理しながら、厳しいサバイバル生活を送っていくこととなる。これまでプレイヤーのアイテム収納はバックパックやクラフト可能な小さなストレージに限られていた。しかし「Storage & Transportation」では、より大型のストレージや輸送アイテムが追加されている。
まずアイテム運搬用の「Sleigh(ソリ)」と建築物「Elevator」が追加されている。Sleighは、バックパックに収納できない大きめの材料を輸送するための道具となっている。ひとつのSleighには、二種類の大型物資を乗せることができる。Elevatorは、ツリーハウスの上下階を繋ぐことが可能な建築物。プレイヤーはエレベーターを使用することで、拠点内で大型物資を容易に上下階に移動させることが可能となる。拠点内外での材料輸送の利便性が向上する追加となっている。
「Storage & Transportation」アップデートでは、ほかにもShelf、Hanging Shelf、Small Storage BasketとLarge Storage Basketの四つのアイテムが追加。Shelfには武器や棒以外のアイテムをバックパックから移動し、収納可能。また、Hanging ShelfはShelfの壁掛け版。拠点内の空間を圧迫することなく、収納棚と同様の性能を持っている。Small Storage BasketとBig Stone Basketは、既存の収納道具の上位互換。石・黒曜石・石炭・骨・板・大きな石・緑のココナッツ・泥レンガなどのアイテムの収納が可能だ。
本アップデートでは、さらにストレージのバリエーションが追加され、容量上限が調整されている。既存ストレージ全種類に竹バリエーションが追加されたほか、葉の種類に捕らわれることなく、同時に二種類の葉をひとつのストレージに収納可能となった。わざわざ複数のストレージを用意することなく、快適にアイテム収集が可能となることだろう。
さらにゲームプレイ面においても利便性が向上する調整が実装されている。アイテムの移動がドラッグ&ドロップだけでなく、クリックでも可能となった。これにより、アイテムの移動が簡略化されている。ほかにもアイテムを拾い上げる際のアニメーション遅延がなくなり、建築物の設置中止が容易になったりするなど。手際よく作業をおこなうことが可能となっている。
なお「Storage & Transportation」アップデートはPre-Update Beta、つまりベータテスト段階であることは留意したい。ベータテストに参加するには、Steamのゲーム設定から“LoveYourCapybara”のアクセスコードを送信。その後表示される“GH_PUB”バージョンを選択する必要がある。本バージョンのセーブデータは、正式実装の際には引き継がれない点も留意してほしい。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
『Green Hell』の「Storage & Transportation」のベータテストは、PC(Steam)向けに配信中だ。
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