【ワシントン=船越翔】米バイオ企業モデルナは15日、冷蔵保管が可能な新型コロナウイルスワクチンの開発に着手し、第1段階の臨床試験に入ったと発表した。現在のモデルナ製ワクチンは、氷点下20度前後での冷凍保管が必要となる。同社は新たなワクチンが完成すれば、途上国などでの流通や投与が容易になるとしている。
発表によると、モデルナは臨床試験で成人に4週間間隔で2回接種するなどして、安全性や効果を確認する。予防効果を高める追加接種用に使うことも検討しているという。
米食品医薬品局(FDA)がこれまでに緊急使用許可を出した新型コロナワクチン3種類のうち、冷蔵庫で長期保管できるのはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製だけで、保管や輸送が課題となっている。
からの記事と詳細 ( 米モデルナ、冷蔵保管可能なワクチン開発着手…途上国での流通が容易に - 読売新聞 )
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