「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
寡聞にして知らなかったのですが、みんな大好き「CrystalDiskMark」にそっくりなLinux向けGUIアプリもあるのだそうです。作者はひよひよ氏ではなく、Dmitry Sidorovという方です。「openSUSE」などでパッケージメンテナーをしているのだそう。
CrystalDiskMarkのLinux版的なソフト
KDiskMarkhttps://t.co/pSrrzJULIrpic.twitter.com/vvM31llA1D
— hiyohiyo (@openlibsys)June 27, 2022
あいにく手元にLinuxの実機がなかったので、「WSL 2」の「Ubuntu」で試してみたのですが、以下のコマンドで簡単に導入できました。インストールされた「KDiskMark」は、[スタート]画面などから起動可能です。
sudo add-apt-repository ppa:jonmagon/kdiskmark
sudo apt update
sudo apt install kdiskmark
もっとも、肝心のテスト機能は動作しませんでした。「WSL 2」の仮想ストレージではダメなようです。――それにしてもLinuxのGUIアプリが簡単に試せるなんて、いい時代になりましたね。
ちなみに、Macでは「AmorphousDiskMark」というツールが利用可能です。
また、姉妹ソフト「CrystalDiskInfo」にも「CrazyDiskInfo」というLinux向けCUIアプリがあります。「GitHub」からソースコードをダウンロードして、自分でビルドする必要があるのは少し面倒ですが(ファイルの手直しも必要で、詳しい方法は有志のブログで解説されています)、Linuxを使っているなら試す価値ありです。
ひよひよ氏も『自分自身は何もしていないのにLinux版とMac版があるって滅茶苦茶凄いなぁ。オープンソースソフトウェアで本当に良かったと思います』とおっしゃっていますが、筆者も同意です。オープンソース開発の輪がもっと広がっていくといいですね! 『プログラミングなんかできないよ……』という方も、実際にオープンソースソフトを使い、その感想やちょっとしたTips(使い方のヒント)なんかをツイートするだけでも十分貢献になるので、ぜひチャレンジしてみてください。
からの記事と詳細 ( Windows向けストレージベンチマーク「CrystalDiskMark」にMac/Linux向けの兄弟 - 窓の杜 )
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