Friday, June 10, 2022

ロシア兵遺体の保管所公開 捕虜帰還や犯罪立証に活用 - 東京新聞

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 貨物列車に保管されたロシア兵の遺体=10日、ウクライナ東部ハリコフ(共同)

 貨物列車に保管されたロシア兵の遺体=10日、ウクライナ東部ハリコフ(共同)

  •  貨物列車に保管されたロシア兵の遺体=10日、ウクライナ東部ハリコフ(共同)
  •  ウクライナ東部のハリコフで公開された、ロシア兵の遺体を保管している貨物列車=10日(共同)

 【ハリコフ共同】ウクライナ軍は10日、東部ハリコフで、ロシアのウクライナ侵攻後に周辺で死亡したロシア兵の遺体を収容し保管している貨物列車を共同通信などに公開した。ロシア側に収容されたウクライナ兵の遺体との交換や、捕虜の帰還、ロシア軍の戦争犯罪立証に役立てるとしている。

 地域で遺体収容を担う軍の責任者ルツェンコ氏は「国際法に従って敵兵の遺体を適切に扱う。ロシア軍による戦争犯罪の証拠にもなり得る」と強調した。

 低温管理され、ひんやりとした貨車にマスクをして入ると、黒とオレンジの遺体袋が積まれ、床に医療用ビニール手袋や、しみのついた段ボール紙が落ちていた。

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